デイサービスのコロナ対策

 極寒の季節の換気は悩みの種です。デイサービスでは飲食を伴うサービスを行います。在宅生活されている方々をお連れし一ヵ所で提供するために、ウイルスを広げる可能性があります。そのような状況でも安心して楽しめる環境にするためには換気が必要です。しかし、冒頭にもある通り換気すれば寒いのは当然です。寒いけど換気を…と色々な対応をして参りました。

 

そこで!

 

 冷たい空気は下に溜まり、暖かい空気は上に行く。外の冷たい空気と中の温めた空気とを段階的に混ぜて、室内を冷やさないようにしたい。

 このアイディアから、写真のように実施してみました。イメージとしては、空気の道を上下に折り曲げて、一気に空気が混ざることを避けている状態です。

 分かりにくいですが、畳の部屋はエアコンを使用し空気を溜めながら温める部屋です。障子を開けた間から空気がデイサービス室内へ入りますが、低い位置の温まっていない空気は板で遮断し、多少温められて上昇してきた空気が乗り越えて入ってきます。

 デイサービス室内側はシーツをカーテン替わりにしてあります。畳の部屋から入ってくる空気とデイサービス室内側の空気を遮断する壁になり、シーツの下側から空気が入ってきます。

 ご利用者様からは、「寒さが気にならないね」「前は寒いのが気になったけど、忘れてた」とご感想を頂きました。今まで本当に申し訳ありませんでした。今後も様々なアイディアを駆使して快適な空間作りを頑張ります!!